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プッシュ北沢とドクター吉澤の東京モーターショー珍道中
東京モーターショーのリポート第2弾は、プッシュ北沢とドクター吉澤の東京モーターショー珍道中です。国内外のモーターショーに行っては資料を山のように持って帰ってくるにプッシュ北沢氏と、トミカやカタログ蒐集のためにはどこへでも参上するネオストリートのドクター吉澤。イベントとコレクションには人一倍うるさい2人が、東京モーターショーで感じて見つけたリポートをお届けします。 |
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●● クルマとブランドのコラボレーションが流行か?
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ドクター吉澤(以降、ドクター) 今年の東京モーターショーはどうですか?
プッシュ北沢(以降、プッシュ) 9月のフランクフルトショーでヨーロッパメーカーの新車が一気に発表されてしまったので、東京モーターショーでは、国産の市販予定車と、事前予告なしで突然発表されるクルマに期待していたのだけど、すでにメディアで紹介されているクルマばかりで、アッと驚くような隠し玉はなかったね。でも、輸入車では会場で発表・発売した新車がいっぱいあったので、それは驚きだったな。
ドクター マセラティ・クワトロポルテとか、メルセデスのビアノとか、いろいろありますね。GMブースでは、キャデラックの新型車が価格発表されていますよ。映画「マトリックス・リローデッド」で有名になった[CTS]と同じデザインテイストを持ったSUVの[SRX]が710万円、オープンロードスターの[XLR]は1150万円と、どちらもプレミアム市場の価格設定ですが、両車ともエレクトロニック機構満載で面白いですね。
プッシュ [SRX]は3列目シートが電動で格納できるんだね。これは驚いた。でも操作完了まで約30秒かかるというのはどうなんだろう?
ドクター どう考えても手動で畳んだほうが早いと思いますが、それを電動化することがアメリカらしい豊かな発想なのでしょうね。でも[XLR]はもっと凄いですよ。なんとドアハンドルがない。窪みに手を入れてスイッチを押すとドアが開くという仕掛けです。
プッシュ スマート・カブリオのテールゲートにも同じ仕掛けがあったな。[XLR]は室内からドアを開くときもスイッチ操作か。これってバッテリーが上がったら閉じ込められそうだけど、そういう心配はいらないのか?
ドクター そういう心配をする人はメルセデスのSLを買いますよ(笑)。それよりも電動ルーフの作動を見てください。なんとルーフがトランクの間を突き抜けて収納されます。
プッシュ おおっ、これは面白い!この手のオープンはトランクが後ヒンジで開くのが一般的だけど、コイツは前ヒンジのまま開いてトランクが真っ二つになるのか!これは、ビルの中を突き抜けていく阪神高速のイメージがあるな。
ドクター これは会場でぜひ見てもらいたいですね。あと、ルーフが3分割されて回転格納されるスズキの[コンセプトC2]も面白いです。Cピラーの動きは、かつての[カプチーノ]そっくりで、目新しさのなかにも懐かしさがありますな。メルセデスSLやプジョー206CCとの比較も面白いですね。
プッシュ 個人的には、[XLR]のブルガリのメーターリングとリモコンキーが気になったな。ブランドとのコラボレーションは昔から結構あったけど、どちらかといえば主にファッション系だったよね。
ドクター [ランチアY10 FILA]とか[三菱デボネアVアクアスキュータム]とかがありましたね。
プッシュ シトロエンのブースには、エルメスが内装を手掛けた[シトロエンC3エルメス]が展示されているし、今後はシャネルやプラダなどとコラボレーションするのが増えていくかも知れないね。
ドクター まさにブランド志向の強い日本人を狙い撃ちにしそうな戦略ですな。 |
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●● 今年は観音開きの当たり年か?
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ドクター それにしても、なんか観音開きのクルマが多くないですか?
プッシュ 確かにそうだね。市販車ではマツダRX-8やロールスロイス・ファントムがすでに採用しているし、コンセプトカーでは、トヨタ、日産、三菱、GM、それにメルセデスまで観音開きだよ。特にメルセデスの[F500
Mind]は前ヒンジと後ヒンジの両開きを実現しているのが新しいね。まるで冷蔵庫のようだよ。
ドクター 剛性は大丈夫なのと思ったら、室内の真ん中に柱が立っていて、それがピラーの役割を果たしていますね。これは革新的なアイデアですな。
プッシュ これは、まさに大黒柱じゃないですか!この発想は絶対日本からのものだよ!(注釈:ダイムラー・クライスラー日本に問い合わせしたところ、実際、[F500
Mind]は横浜デザインセンターの作品とのことでした)
ドクター 各車に共通しているのはやはり乗降性の良さですよね。ボディ強度の面でこれまで実現できなかったことが、設計技術の進歩によって実現できたという側面もあるし。
プッシュ 特にマツダRX-8の登場によって、スポーツカーでも観音開きがOKになったという意義は大きいと思うよ。それ以前にも、サターンの3ドアクーペで観音開きがあったけど、あれは日の目を見なかったしね。やはり[RX-8]の存在は偉大だよ。
ドクター リアドアをスライド式にしたものまで含めると、観音開きがデザインの流行になるかも知れないですね。
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●● アウディで体験できるカラーコーディネートとは?
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ドクター アウディのブースでは、内外装の色見本を組み合わせるコーナーがありますね。
プッシュ これは、クワトロ社というアウディの子会社で実施している[Audiexclisive]というカラーコーディネートのオーダーを疑似体験できるもので、ジュネーブショーでも実施していたよ。ボディカラー、シートの素材とカラー、ウッドの素材とカラーをそれぞれ自由に選んで、自分好みのクルマに仕立てられるのが面白いよね。僕は濃紫メタのボディに、アイボリーのアルカンタラと、ベージュ調のウッドパネルを組み合わせてみたけど、吉澤さんはどんな組み合わせですか?
ドクター 私は、紺メタボディに、ベージュのレザーと、ブラウンのウォールナットウッドの組み合わせです。これは、友達や恋人と一緒にやってみるといいですね。その人のクルマのセンスが分かって面白いですよ。
プッシュ 顔写真も入れてくれるのでショーの記念品にもなるし、オススメだね。アウディは、カタログを配付するカウンターに特製のグミも置いてあるので、それも忘れずにもらっておきたいね。 |
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●● イベントホールでザガート発見!
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ドクター 今回、イベントホールではカロッツェリア展示を行っていますが、ピニンファリーナやベルトーネの作品がズラと並んでいるのではなく、実際はTVRやブラバス、それにEVなどの展示でしたね。
プッシュ いやいや、お宝クルマがいるよここに。なんとチョロQモーターズのブースに、アストン・マーティンDB7ザガートが展示されているよ!展示車は、世界限定99台の生産以前につくられた、いわゆる00号車のテスト車両。それにしても、なんでチョロQモーターズなんだ?と思ったら、両社は協力関係を結んで、今後はザガートとのコラボレーション作品をリリースしていくようだね。その第1弾としてザガートデザインのチョロQが発表され、プレス発表のときに報道陣に配付していたから、もうすぐ市販するのだろうね。
ドクター 例えば、アルファSZとか過去のザガート作品をQ-CAR化して発売したら面白そうですね。版権とか難しいでしょうけど。
プッシュ 大賛成!そのくらいの遊びゴコロが欲しいよね。極私的には、オーテック・ザガート・ステルビオをQ-CAR化して欲しいな(笑)。 |
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●● 超高級車にチャレンジ!?
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ドクター 今回のショーでもっとも高価格帯に属しているのは、スポーツカーではブガッティ・ヴェイロン16.4、メルセデスSLRマクラーレン、ポルシェ・カレラGT、高級車ではロールスロイス・ファントム、マイバッハなどですかね?
プッシュ そういう庶民の手の届かない憧れの超高級車は、まさにモーターショーの華だよね。
ドクター でも、ポルシェのブースは、[カレラGT]が他のモデルと一緒に並べられていて、逆に[カレラ4Sカブリオレ]と[ターボ・カブリオレ]が壇上に載っていますよ!これはいかがなものでしょう?
プッシュ いや随分敷居が低いね、これは。[カレラGT]がこんなに間近でがぶり寄りできるなんて、ポルシェも太っ腹だな。でも、[GT3 RS]が展示されていないのは残念だな。日本向けの割り当て台数が少なくてもう完売してしまっているから展示しなかったのだろうけど、楽しみにしていた人は多かっただろうね。
ドクター せめてカタログだけでも欲しいところですが、そういうクルマのカタログは基本的にもらえないですよね。ちょっと近づき難いオーラがあるというか……
プッシュ いかにもお金持ちの顧客だけが中に招き入れられて、クルマに座ったりしているのを庶民が見つめるという図式は世界共通だよね。でも、買えるか買えないかは別として、そのクルマにとても関心を持っていて、いろいろ質問してくるような人に対しては、紳士的に対応してくれるところが多いと思うよ。それは一流ブランドとして当然の対応だと思うしね。
ドクター 興味があるなら、臆せずに積極的に話しかけてみたほうが良いということですかね?
プッシュ まさにその通り。例えばフランクフルトショーでは、ロールスロイスやマイバッハは、一般の入場者にもカタログを普通に配っていたけど、日本では、ごく一部の顧客向けに用意してある分しかないと思うので、やはり敷居は高いだろうね。でも単なる冷やかしではなく、本当に興味があるなら、クルマについて説明を受けたり、クルマを見せてもらうことも可能だと思うな。
ドクター そうですか。超高級車へのチャレンジも、モーターショーの楽しみかたのひとつかも知れないですな。 |
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●● ショーの華といえばもちろん・・・
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ドクター 東京モーターショーの名物といえるコンパニオンは、相変わらず目移りしてしまいますな。
プッシュ 個人的には、起亜のブースにいた女性が飛び抜けて良かったな。照明の効果もあるのだろうけど、とにかく色白美人の鏡。卑弥呼風の髪型といい、ほかのブースとはまったく異なる独特のオーラを発していたよね。
ドクター 私的には、アルファロメオの女性ですね。アルファロメオのグリルのカタチが、こんなにも素晴らしいものであるとは、今日まで気づかなかったです。
プッシュ やっぱり一日ではとても回り切れないな。最低でも2日は欲しいね。
ドクター まったくですな。内容が盛り沢山なので、ぜひ会場に行って、自分の目で確かめてきていただきたいです。それでは、また。 |
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いつもお茶目なプッシュ北沢とネオストリートのドクター吉澤からのレポートでした。
なお、このページの写真は拡大してみることが出来ますから壁紙にでもして下さい。
左のプッシュ北沢の写真を除いてですが・・・ |
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