幸手市民まつり 第10回クラシックカーフェスティバル



11月13日(日)埼玉県幸手市のひばりヶ丘球場において「幸手市民まつり 第10回クラシックカーフェスティバル」が開催されました。今年は昨年よりも会場を大きくして約200台の懐かしいクルマ達が集まりました。
当日は晴天に恵まれ、まさにクラシックカーのイベント日和でした。
朝、ひばりヶ丘球場に集まったクラシックカー達は、グループに分かれて幸手まつりが開催されている中央通り広場までのどかな田園風景をパレードしました。それでは会場の様子をレポートします。





中央通り広場に集まったクラシックカー達です。今年で10年目ということですっかりこの地に定着したようです。まつりに集まった人達も懐かしいクルマを見てほろ苦い青春時代にタイムスリップしたのではないでしょうか。不思議なもので当時のクルマを見ると当時の風景や音楽が走馬灯のように思い出されますね

こうしたイベントではお馴染みのスカイラインGT-R(PGC10、通称ハコスカGT-R)です。オーナーの古山さんの好意で中央通り広場からひばりヶ丘球場まで助手席に同乗させていただきました。助手席の印象は、エンジンノート、メカニカルノイズ、振動が体にダイレクトに感じ、どこか動物的でいかにも自分が扱っているという感覚となり、今のクルマでは到底経験の出来ないような豪快な加速をします。思わず私も欲しくなってしまいました!とてもいい経験をさせて頂きましてありがとうございました。オーナーの古山さんは、このスカイラインの他に、6代目スカイラインRSターボ(DR30)、9代目スカイライン25GT(R34)の3台ものスカイラインを所有するとても濃い方です。いつまでも大切にしてくださいね

トヨタ2000GT(1967年)です。フロントフォグランプが大きい初期型です。ヘッドライトがポップしている姿を見ることはなかなかありませんよね。このクルマにはボンネットの上に補助灯?がついていました。実際に使っているのでしょうか

同じくトヨタ2000GT(1970年)です。こちらは、フォグランプが小さくなった後期型です。赤いボディカラーもとても似合います。ピカピカに磨きこまれ、オーナーの愛情が注ぎ込まれています

フォードコンサルコルチナGT by ロータス(1963年)です。定番のホワイトボディにグリーンの再度ストライプです。ロータスで唯一のサルーンカーで天才レーサー「ジム・クラーク」がこよなく愛したクルマです。1960年代中盤のサルーンカー・レースにおいて無敵の存在でした。おとなしいサルーンボディに強力なエンジンを搭載していたため、元祖「羊の皮を被った狼」と呼ばれました

マセラティセブリング(1966年)です。大変珍しいクルマです。こうしたクルマをまじかで見られてとても得した気分です

スバル1000(1967年)です。このクルマがデビューした1966年は各メーカーの大衆車(トヨタカローラ、日産サニー、三菱コルト)がデビューしました。スバル1000は、富士重工の前身である中島飛行機からの設計哲学により当時としては画期的な日本初のFF(フロントエンジン、フロントドライブ)を採用して、エンジンは低重心のアルミ製水平対向4気筒、ボディは飛行機屋の原点ともいえる軽量で丈夫なモノコックボディを採用していました。現在のスバルにその技術は継承されています

トヨタクラウンハードトップ(MS50型 左ガ1969年、右が1970年)です。従来のクラウンといえば会社名義のものが殆どであったものを一般ユーザーにも購入してもらおうと「白いクラウン」のキャッチフレーズにて発売された3代目のクラウンです。クラウンの2ドアハードトップが初めて採用されたモデルです。とてもパーソナル感が強い印象を受けます。セダンとの違いはドアの数とヘッドライト(4ドアは丸目4灯)とテールライトのデザインです。ちょっと前まであったソアラの元祖だったのではないでしょうか

ダイハツコンパーノスパイダー(1970年 正面からの写真左)とトヨタパブリカコンバーチブル(1965年 正面からの写真右)です。どちらも同じコンセプトで作られたオープンカーです。大衆車でも遊び心が出てきたときにデビューしたクルマです。当日のような天気の良い日には是非オープンで走りたいですね

紅葉の始まった木陰に佇むホンダS600(どちらも1965年)です。とても絵になります。このクルマもオープンで走るのがふさわしい一台です。しかし改めて見るととても小さいクルマです。今では決して出来ないパッケージングです

ホンダS800左はクーペ、右はオープン(どちらも1967年)です。ホンダのSシリーズも最終的に800ccまでスケールアップされました。クーペボディのものもありました。どちらかといえばやっぱりオープンですか。皆さんはどうですか

VWタイプ2コンビDX(1958年)です。あのVWビートル(通称カブトムシ)のシャーシを使った1ボックススタイルの1台です。リヤエンジンのため室内はフラットで広大なスペースを持っています。当時のクルマのテールランプはとてもかわいいです。このクルマでキャンプに行ったらお目立ち度ナンバーワンですね!!

フォードリンカーン(1950年)です。古きよき時代のアメリカ車です。この時代のアメリカ車は独特のボディスタイルを持っています

トヨペットマスターライン(1957年)です。とても珍しいクルマです。商用タイプのクルマは、仕事に酷使されいつの間にか姿を消してゆく運命にありますが、このように残っていることは大変珍しいです。当時はアメリカ車影響を大きく受けたボディスタイルがとても個性的です。いつまでも大切にしてくださいね

フェアレディZをこよなく愛するオーナーの田村さんが作詞作曲したCD「FOREVER FAIRLADY」の曲が、Zソルジャーが生演奏しました
編集後記

秋祭りの一環とて10年の歳月が流れたこのクラシックカーのイベントもこの地ですっかり定着したようです。年を追うごとにすばらしいクラシックカーが集まりクルマ好きには見逃せません。又途中で会場を移動するため走る姿が見られるのもこのイベントのいいところです。やはりクルマは走っている姿が美しいです。来年も是非訪れて見たいイベントでした。
(ドクター吉澤)