ルマン・クラシック・ジャパン2007


11月10日-11日、富士スピードウェイにて2年に一度のルマン・クラシック・ジャパン2007が開催されました。

1923年から1978年にまでにルマン24時間レースに出場した車両、もしくはその同型車のみ参加資格があるのがルマン・クラシック・ジャパンです。そして、このレースの優勝者は、2008年フランスで開催されるルマン・クラシックへの出場権を得ることが出来ます。

今年は、海外からポルシェ・ミュージアム所蔵の356SL、911カレラRSR、962C、911GT1の4台に加え、フランスから、ブガッティT51、マトラ660、ローラT70MkVも走りイベントに華を添えました。






ポルシェ356SL

1950年春、オーストリア・グミュントで生産型のポルシェ356が誕生しました。生産台数52台の356は、全てアルミボディとなっています。さらにモータースポーツ専用にSL(Super Leicht)が少数生産されています。グミュントでは80台が生産されたという記録もあり、356、356SLのプロトタイプも含まれていると思います。
1951年にポルシェ356SLがルマンに初出場、総合20位クラス優勝を飾っています。この優勝は、ポルシェにとって国際格式の初優勝です。

ポルシェ911カレラRSR

68年の幕を閉じた、1973年のタルガフローリオでレネップ/ミューラー組が優勝した車両です。

ポルシェ962C

「耐久王」という神話を作ったのがポルシェ956/962Cです。
1982年に登場、その翌年の1983年には市販車となり、多くのプライベータが購入しルマンに参戦を始めました。その結果、ワークスポルシェが勝てなくてもプライベータのポルシェが勝利するという構図は1987年まで続きます。
この車両は、1987年にベル/シュトゥック/ホルバート組で優勝したものです。

ポルシェ911GT1

1996年にポルシェ・ワークスとして参戦、しかしながら勝利するまでに3年の歳月を必要としました。
この車両は、1998年にマクニッシュ/アイエロ/オルテリ組で優勝したものです。

ポルシェ936

1980年、イクス/ヨースト組が2位に入賞した車両です。

マトラシムカMS670

この車両は、1971年の車両をベースに作られた1972年の優勝マシンのスペアカーです。
ルマン・クラシック・ジャパン

ローリングスタートで40分間のレースを2戦開催し、レースの記録と各々の車両のハンディキャップによって順位が決定されます。

ルマン式スタートのセレモニー

コース上に車両を整列させ、スタートの合図とともにドライバーが車両に駆け寄って乗車、スタートするシーンをセレモニーとして行いました。
尚、このスタートは安全上の理由で1970年に中止となっています。
(professorイノウエ)