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ジャガーXFも“グッドグッド!” |
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グッドウッドを訪れるにあたってドライブのパートナーになってくれたのは、ジャガーXFでした。つまりUKをUKモデルで走るというステキなチャンスにも恵まれたことになります。ロンドンからウエスト・サセックス州チチェスターにあるグッドウッドの会場や、滞在先のサザンプトンと会場の行き来にと毎日の移動の足となってくれたわけです。
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実はイギリスの街中から郊外をクルマで走るというのは私にとっては初めてのこと。イギリスと言えばパディントン・ベアやピーターラビットの世界に登場する街や自然に憧れを抱いていた少女が今はクルマに夢中になり、イギリスに飛んだわけです。いや、今はハリーポッターにも夢中ですが…。試乗会でアイルランドに行ったことはあったものの、イギリスは試乗会の前後宿泊くらいしかしたことがありませんでした。しかし私のほかにマネージメント&コーディネーター業を営むK・A氏とクラシックカーに詳しくミニチュアカーコレクターでも知られるモータージャーナリストのK・K氏がこのXFで行動を共にしてくださっており、どちらもイギリスやグッドウッドに詳しい先輩たちとXFのおかげで、愉快で快適な数日を過ごすことができました。グッドグッド! サンキュー!
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ロンドン市内からサザンプトンまでは約140kmを主に一般道を使って移動しました。郊外の道路は比較的狭い対面通行の道路が多く、左右には様々な風景がまるで紀行もののビデオを見ているかのように次々と現れては、次のシーンへと流れていきます。
例えば、緩やかな丘陵地に広がる牧草地や畑などの田園風景に見とれたかと思えば、可愛らしい家々、古そうなのに小奇麗なパブ、小さな町の中心地に立ち並ぶお店や教会にドイツともフランスともイタリアとも違う雰囲気を備えた(具体的には説明できないけれど)、人々の生活を感じることのできる場面もありました。そうかと思えば、狭い対面通行の道路へと迫るように生い茂る木々が生垣のように自然に整えられたそれはまるで緑のトンネル。「イギリスらしい道だね」と話す二人の男性の会話に私はただ耳を傾け、リヤシートで「へえ〜」と頷き、眺めていることもありました。リヤシートでのんびりなんて、なかなか無い機会なのです。今回はプライベート旅行だったため気持ちの8割くらいはすっかりオノボリさんになって、のんびりと旅行気分を味わせていただくことができました。
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ところで日本でも’08年春から発売を開始しているXFですが、私達が乗っていたのは3リッターV6ディーゼルエンジンに6ATを搭載する“S”というグレードのモデルでした。
あるとき、「何かディーゼルみたいだよ」とK・A氏が言うのですが、まったくそんな音も振動も、当然ですがニオイもしない。音などはV6エンジンが少し野太さを増し、いかにもトルクのありそうな頼もしいエンジン音が心地よいと思っていたくらいです。スムーズかつレスポンスのよいパワフルな加速や静粛性に優れる乗り心地からはディーゼルを想像し難く、「ちょっと乗り心地が硬いのはSグレードだからだね」などと話していたほどスポーティな印象が強かったのです。そのスポーティグレードがディーゼルだとは…。興味深くグローブボックスを開け、詳細を確かめるとやはりディーゼルと書いているではありませんか。最近の欧州のディーゼル車の素晴らしさは言うまでもありませんが、ジャガーのディーゼルエンジンの洗練ぶりも初めて実感することができました。燃費もガソリン車に比べ格段に良いのに(6.8リッター/100km)、仕向け地のメインが欧州だけだなんてもったいない。
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ところでロンドンと言えば、激しい渋滞が有名です。市内の流入規制ももちろんかけられているのですが、それでもヒドイ。私達はサザンプトンから1時間半ほどでロンドン市内付近まで到着していたのに、ホテルに到着するまでにさらに2時間近くかかってしまいました。行きはナビゲーションの設定が一般道優先になっていたことに気づかずに一般道をのんびりと走った我々も、帰りは高速道路を使ってスイスイとロンドンまで辿り着いたにもかかわらず…、です。市内一般道の渋滞が激しく、大渋滞の中央道のごとく動かない。まあ、今となっては歩かずしてゆっくりと市内見物もできたし、ロンドンの渋滞も貴重な体験になったと思っています。そんなことを思っているのは同乗者中で私だけかもしれませんけれど…。
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ともかく、現代はナビゲーションが非常に役立つ時代ですが、“急がば一般道ドライブ”もいいものです。とは言え、今回はクルマの快適さにも大分助けられた珍道中なのでありました。
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