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電車でGO!
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久しぶりのドイツ! 私がインストラクターをしているアウディ・ドライビング・エキスペリエンス(ドライビングスクール)の今年度のドイツ・プログラムを開催するためにやってきた。アウディのスクールには日本国内で行われるカリキュラムのほかに冬のラップランド(フィンランド)と夏のドイツでの海外プログラムがある。海外プログラムは私も初参加で、今回はミュンヘンからアウトバーンなどを走りながら観光地を訪れつつ、本国のスクールを受けたりしながらニュルブルクリンクに向かう行程なのだ。ニュルブルクリンクはドイツメーカーのみならず日本の自動車メーカーも走行面の開発を行うことで有名なサーキット。クルマが好きな方にとっては憧れの場所と言えるかもしれない。
イベント開催に先駆けて、私はせっかくだから少しでも多くの“最近のドイツ車生活事情”を知りたくて、皆さんよりも早くミュンヘンに入ることに。そのおかげでドイツの電車にまで乗って、新鮮な乗り物生活体験まですることができたのだ。
きっかけは到着してから翌日まではクルマがなかったこと。これまでならばついタクシーを使おうと考えるけれど、“駅まで300メートル”というアクセスに惹かれ電車に乗ってみることにしたのだ。数日間滞在するホテルは小さくて家族経営らしい。フロントやレストランで見かけるお母さんたちからの「ミュンヘンの街はクルマが多くて、渋滞にはまると時間がかかるわよ」というアドバイスも電車を使おうと思った理由のひとつ。
最寄り駅に改札はなく、ホームにドイツ語で書かれた案内ボードを備えた券売機があるだけ。ニュルを走るのもかなりのチャレンジだけど、電車に乗るのもかなり無謀だったのかもしれない。しかし、あちこちでいろんな方に助けられ、いざ乗ってみるとドイツの電車は凄かった。線路の幅は日本のタイプより広い。それが理由かはわからないけれど、ボディ剛性が高くていわゆる「ガタン、ゴトン」という乗り心地ではないのだ。連結部のギシギシとかミシミシという音もほとんどしなかったと思う。発進や停車の際にも大きく揺れることなどない。つまり、快適。乗り換えた電車はかなり古くて悪戯書きなども目立ったけれど、古くてもボディ剛性や乗り心地などの快適さは高いと感じたのだ。「まるで、ドイツの自動車みたい」。少し前の日本車をドイツ車と比べても似たような物足りなさを感じていたように、何ていうか、乗り物に対する基本性能が高いというイメージが日本より高いように思えたのだった。これはドイツの乗り物全般に共通して言えることなのかもしれない。
ドイツの電車と言えば最高速度280km/hというICEが有名だが、ローカル線でも新鮮な発見はあるものだ。
ちなみに、ミュンヘン市内の電車は人数割引があって、それを使うとかなり利用料がお得になる。エリアにもよるのだろうけれど、例えば今回の最寄り駅からミュンヘン中央駅まで5名利用なら18ユーロで24時間乗り放題。一人分だと6.4ユーロだった。家族や友達との移動をクルマばかりではなく、電車が利用しやすい環境にあるのは、すごく良いことだと思う。治安面もミュンヘンやフランクフルトは安全だという。チャンスがあればぜひ、ローカル電車にも乗ってみるのもいいですよ。これまでとは違った角度でドイツ車を見直すチャンスにもなるかもしれません。
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