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チラ見ズム“ロック オン系” ホンダCR-Z
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クルマが好きな方なら街中を走っていると、ついつい自動車ディーラーを“チラ見”することもあるのではないでしょうか。
もちろん脇見運転はいけません。が、視界に入ることはあると思うのです。そしてお店の中の商品を一通り流し見る…というのが私のパターン。もしくはいきなり一台が目の中に飛び込んでくる“ロック オン”というパターンも稀にあります。
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最近こんなことを意識したのは2月26日から発売が始まったホンダCR-Zの“ロック オン”率の高さから。大体がホワイトのボディカラーのモデルなのですが、やはりデザインが目を惹くのです。「あのカッコイイクルマは何?あ〜、CR-Zだ!」。これをこの1〜2週間で何度繰り返したことか…。初めてディーラーで発見したときの「本物を見た」という嬉しさと得意気な気分は、珍しいスポーツカーを見たときの感覚にちょっと似ていました。もちろん好みの問題もあるので理解してもらえない場合もあるとは思います。ですが、私的には久しぶりに新しく“カッコイイ”クルマが登場したなぁと、クルマはやっぱりスタイルが大事だという新鮮かつ再認識的な印象を受けることができたのです。スポーティかどうかは、その次にその個人が必要な要素かどうかを判断すればいいと思うのです。“カッコイイ”って思うのがまず大事。
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とは言えCR-Zが注目されているのはスタイルだけではありませんよね。このスポーツモデル、ハイブリッドカーである点が新しいわけです。でも私の率直な印象は“スポーティにも走らせることもできるモデル”、でした。
CR-Zは昨年登場した新型インサイトのシステムを採用していますが、モーターと組み合わされるエンジンはスポーツモデルに搭載される1.5Lのi-VTECエンジン。こういった背景を知っているとスポーツDNAを感じさせる要素の一つになります。それからトランスミッションがCVTのほかに6MTも選べるところもスポーツモデルらしい。
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残念ながらと言うべきか、私はまだ6MTモデルのハンドルを握ったことはありません。そのせいか、CR-Zは実はスポーツ、スポーツというほどの体育会系ではなく、今どきの運動神経のいい男子みたいな印象を受けます。今どきの…っていう理由は二つあります。まずCR-Zのメーターまわりがデジタルとアナログを上手に組み合わせた超ビジュアル系という点。もう一つは3つの走行モードを切り替えて走らせることができる“3モードドライブシステム”の採用です。メーターパネル右端に並ぶ3つのボタンの中から、エンジンのレスポンスを高めステアリングフィールなども変わる“スポーツ”、日常の扱いやすさを重視した“ノーマル”、実用燃費向上を図る“ECON”を選んで走ります。走行モード次第で走りもドライバーの気分も変わりそう。一台のクルマでドライブスタイルを変えられるスマートさと要領の良さ、今どきのクルマだと思うのです。
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乗り心地は少々硬めですが、交差点を2つ、3つ通過し、本屋さんの駐車場に駐車するころには、コンパクトでごく普通の扱いやすいクルマだと思えるはずです。一方、郊外のワインディングロードでは適度にしなやかさの感じられるドライブフィールとライントレースの素直な身のこなしに好感が持てます。ボディサイズもちょうどいい。またこういう時に走行モードをスポーツに切り替えられるのが魅力的。モーターアシストがターボのような役割を強めてくれます。そこが“運動神経のいい男子”という印象が持てるところなのです。
後席は大人が座れるスペースではないけれど、そういうクルマが欲しければ他にも色々あります。一方でラゲッジは必要十分なスペースが確保されているから、実用性は保たれていると言えるでしょう。
ECOとFUNの両立というか、そのフレキシブルぶりは、男子というより男性的。CR-Zなら“カッコイイ”から始まるクルマ選びが地球にもお財布にも優しくできそうです。そんな時代の始まりを感じさせてくれるCR-Zなのでした。
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