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ラッピン・グゥ〜!?  

ヒラヒラやフリフリのお洋服が好みではない私でも、華やかなラッピングがほどこされたギフトをいただくのは大好きだ。大きなリボンや可愛い包装紙を纏ったそれらは、開けるまでしばらく眺めてからそれを壊す(開ける)ようにしている。そう言えば、アメリカではギフトラップを自分ですることが多い。ちょっとしたものでも、袋に入れてリボンを結べば心のこもったギフトになる。だから好みのラッピングペーパーやリボンを見つけてはストックしていたものだ。女性はそういう心のこもったちょっとした贈り物が好き。

先日、ボルボから「ラッピングカーのご紹介と試乗」というご案内が届き、その響きに得も言われぬワクワク感を覚えた。そしてその日からインターネットでの事前検索を自ら禁じ、当日を楽しみに待ったのだった。

会場には異なるデザインが施された6台のC30が並べられていた。正直、私はもっとデコラティブなものを想像していたから、最初のほんの一瞬は思ったよりも地味だと感じたと記憶している。ただ、これらが大きなフィルムシートにプリントされ、クルマを丸ごと包むように貼り付けられていると思うと、それはそれで凄いことなのだ。これまでボディのデコレーションと言えば、工藤静香や浜崎あゆみ、E YAZAWAなどをエアブラシで描くタイプか、お好みのステッカーを貼っていくステッカーチューンというものはあった。今回のように、これだけのことをするとなると、バスや電車の広告宣伝用でしかたなかったのだ。説明によると、熱にも強いフィルムを使い、飛び石も防げる。飽きたら剥がすこともできるのだそうだ。車重への負担も少ないという。愛車を守り、個性を演出するという意味では、着せ替えクルマ的な楽しみがある。思えば日本ほど愛車を色々とデコレートして楽しむ国はないのではないか。だからプロによりグラフィックデザインの施されたクルマに乗るという嬉しさや楽しさはある。

私はブラウン系のベースにエコロジーがテーマという植物のデザインが描かれた比較的落ち着いた雰囲気のC30で、横浜の元町ショッピングエリアや山下公園付近を試乗した。その感想は楽しさと恥ずかしさが半々、っという感じだった。最初は「想像していたよりも地味だ」なんて言っていたくせに…。私にとっては着慣れないタイプの服を着て街中を歩くような気分だったのだが、周囲の、特に女性たちからは、「うわぁ〜、可愛い」的好感触な視線を感じ取り、私も気分がよかった。

この試み、ボルボでは正式には“C30 グラフィックカー”と呼んでおり、本国スウェーデンでは20種類のデザインパターンが用意されているという(今回日本で紹介されたデザインもそのなかの6タイプ)。そこでその中から一種類を選び、インテリアパネルやシート、ホイール、エンジンタイプなどなどをお好みで選ぶことによって1200通り以上の組み合わせが可能なのだとか。日本では今後、反響によっては市販化も検討しているとのこと。これもスカンジナビアン・デザインの1アイディア。あなたはどう思いますか?