| 2007年9月 |
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中国製品に危険がいっぱい |
2007/9/6 |
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あの有名なトーマスの塗装には、何と鉛が入ってた!?
子供がこんなおもちゃを触ったり、なめたりするって、中国の製造社は知らないの? |
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子供におもちゃを与える前に中身を
チェックしよう |
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カナダで子供用の鉛筆にも過剰の鉛が入っていたので、大リコール開始! |
中国製品が物議をかもしている。アメリカでは、ペット・フードで犬が死んじゃったり、子供のおもちゃが危険だとか、食べ物だけでなくいろいろな製品に危険が潜んでいる。今や食卓から衣糧をはじめ、すべての製品を送りだす世界の大工場となってる中国。日本では主に食品の安全性が問題になってる。少し前の、段ボール肉まんの偽ニュースを信じた人は結構多かったんじゃないかな?
食べ物だけでなく、人々の暮らしが、先進国の多くの国で中国製品とは切っても切れなくなっている。おもちゃの塗料が危険だといえば、子供に与えられない。ところが、売っているおもちゃはすべて中国製ということで、安い工業製品を外国に依存している先進国では、深刻な問題だ。
そんな中で、日本にいるとあまりお世話にならない分野が、自動車だろう。
でも、値段の安さと生産力で自信満々の中国車は、東欧などには進出しようとしている。日本車、韓国車に続こうと、中国も世界進出をねらっているわけだ。 |
そのヨーロッパ市場へのデビューに先駆けて、中国の自動車会社ブリリアンス社の車がクラッシュ・テストを受けた。「ブリリアンス」には、輝き、華麗、卓越という意味があるんだけど、このメーカーの高級車BS6が「輝かしい」結果を出した。同社は「BS6は低価格の高級リムジンだ」と胸を張る。が、ドイツの自動車専門誌「アウト・ビルド」とADAC (JAFのような組織)が行ったテストでわかったのは、ブリリアンスBS6が衝突事故にあった場合、生還の可能性は限りなくゼロだということだった。
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韓国製のキア・シードだって最新ユーロNCAPでは5つ星獲得!
A・Bピラーは全然変形せず・・ |
このテストはNCAPの行う衝突安全性テストにかなり近い内容なんだけど、最高が五つ星のところ、ブリリアンス社の高級車は星1つだった。現在では、基本的に3つ星以上が要求されている。たいていの日本車は4つ星、あるいは5つを獲得しているのを考えれば、星一つって、ちょっと考えにくい結果だ。 |
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ドライバーの生存空間はどこに消えた?
まずはAピラーとその下のフロア部分を強化せよ! |
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| BS6のAピラーからBピラーまでの構造剛性が全くないと言っても・・ |
悲惨な結果のクラッシュ・テスト
テストでは、時速40マイル(約64キロ)でディフォメイション(可変性)バリアにクルマを衝突させる。その結果は、この衝撃的な写真のとおり!
フロントとAピラーはキャビンにめり込み、乗員スペースがなくなっている。これでは、生き残れるチャンスはなさそうだね。しかも、ベダル類は32センチ、ダッシュボーヂも20センチも運転席へ押し出されている。さらに、運転席側のドアは40センチも湾曲してしまい、機械をつかわないと開かなかった。
「キャビンがこれだけ変形したということは、シャシー構造に欠陥があるということだ」とADAC はコメント。
キャビンスペースは衝撃的に大変形。ステアリングホールも横と後ろ方向に捻じ曲がっているブリリアンス!
クルマだけを考えると、物体的だからびっくりするだけだ。本来はドライバーの頭はエアバッグに当たることになっている。ところが、ダッシュボードがあまりにもせり出してきたので、それに頭をぶっつけることになる。このクルマはやはり、側面衝突テストでも悲惨な結果を出した。衝撃でダミーの人形のボディは胸に重傷を負い、人間だったら命が危ないという。
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| 側面衝突実験も大失敗! |
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ADACは、「現実的には、乗員が生き残れる可能性はほとんどない」と指摘。それを受けて、ブリリアンス社は「ADAC」とコラボレートして、クラッシュの防御性能の改良に努力する」と言っている。おもちゃ、食品、そしてクルマなどを輸出する前から、中国の会社らにモノの安全性をちゃんと考えてもらいたいものだね。
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ドイツでプリクラ・カメラの開発? |
2007/9/14 |
今回は、ドイツで行われているプリクラ・カメラの話をしようと思うんだ。
まず、写真を見てもらおう。おもちゃのクルマの形をした風船みたいだけど、これが、科学者が作ろうとしてる人命救助のための道具を完成させるのに役立つんだって! ドイツの科学者達が開発しようとしているのは、次世代インテリジェント・カメラ。衝突の千分の数秒前にドライバーや乗客を守ろうというもの。
ドイツの大電気メーカー、「ボッシュ」は、これを使って、先に何かがあるのを確認すると、直後に衝撃が来ることを察知してセイフティ・システムが作動する新しいオンボードCCTVカメラを開発している。
レーダーが捉えた情報によって、カメラは正確に、精密に作動するというシステムだ。
ボッシュ社は、全力を上げて少しでも早く「知覚するクルマ」を完成させようとしているんだそうだ。「センサーと超高性能のエレクトロニクス・システムのお陰で、クルマの周囲、前方で何が起きているのかを感知することができるんです」と同社の研究員、カレンバッハ博士は言う。 |
そおっと そおっとクラッシュ・テスト
このブルーのクルマ型の空気枕のようなものは、クルマの前にある障害物の見立てられて、でもクラッシュテストに使ったクルマに傷を残さないために作られたもの。
そして、この写真は、プロト・タイプのカメラ・ユニットを搭載したスタンダードのサルーン車を、プリクラッシュ、つまり衝突前システムが正確に作動するように、このクルマ型空気枕にぶつけているところなんだ。遊んでるみたいだけどね。ボッシュ社は、この研究開発はとても順調に進んでいて、2009年までにはこのインテリジェント・カメラを販売しようと考えているそうだ。
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豪ビクトリア州、スピード規制で財政確保? |
2007/9/21 |
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スピードカメラ王国
オーストラリア |
日本で酒気帯び運転への罰則が厳しくなってから、外で食事する時にはクルマに乗らないか、飲まないか。誰もがはっきりさせるようになったね。この法律もすっかり浸透したようだ。ま、常識的な人には、ね。
ところで、日本に比べて、オーストラリアはスピード違反に対してかなり厳しいということは以前にも書いてるけど、メルボルン市のあるビクトリア州では、今年100万人以上のドライバーが罰金刑になって、州の財源に8億豪ドル(約800億円)もの大金が集まることになるようだ。 |
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| 赤信号無視したら、こんな風に撮られてしまう |
同州のドライバー数は350万人だけど、その1/3が2006年中にスピード違反か赤信号無視で捕まっている。年間に100万人以上の違反者を出すのは史上初。これまで最高数だった2004年の71万件強より57%も増えることになる。
実はそのカメラが誤作動することも、過去には結構多かった。2004年には、 500件近くが間違いだったけど、カメラの所為だと不服を申し立てることもできなくなった。昨年の摘発数は約240件と半減したが、それでも40万件以上の違反キップが切られた。 |
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| あなたは監視されているぞ |
監視のあまりの厳しさに反発して、いたずらされるカメラもある |
日本だったら、なんと6100億円!
そう聞いても、「へえ、だから?」ってしか思わないだろう。でもね、このビクトリア州の話を人口が1億3000万人の日本に置き換えると、膨大な話になるんだよ! つまり、日本の免許を持つドライバーが約8000万人。その1/3の2700万人が速度違反か赤信号無視で捕まったとすると、その罰金の合計額はなんと、6100億円!!! それだけの罰金が政府に入る事になる。そう思って、先を読んでください。
州政府はこの傾向が続くことを期待。 罰金による歳入が6.2%上がって8億4千万円になると予測している。野党はブランビー州知事を、ミリオン$ベイビーならぬ、ミリオン・ファイン・プレミア(100万ドル罰金知事)と呼んで批判。「マルダー知事が財務担当だった頃からこれまでの8年間に、交通違反の罰金が増えるばかり。州財政のいい財源になってる。知事はそれが癖になっている」と言う。「それに、カメラがそれほど正確になったわけではなくて、州民が文句を言わずに払うようになったのだ」と野党は言う。
一方、州警察は「1989年にスピードカメラを導入してから、ビクトリア州では事故が明らかに減っている」と得意だ。また裁判所によれば、「違反者の数が増えているのは、ドライバーが増えたからだ」だそうだ。
確かに数の上では増えたけど、スピードカメラによる監視、規制が厳しくなったおかげで、死亡事故数はこの3年で激減した。2003年にスピードの取り締まりが厳しくなってから、死亡事故は毎年平均340件程になった。今年は9月初めまでの死亡数が204件で、昨年同月と同じだそうだ。急ぎたい時もあるけど、自分だけでなく他の人も危険に巻き込む可能性のあるスピード違反には、絶対気をつけなくちゃね! スピードをオーバーしそうになったら、政府に6100億円もお金が流れるって思い出して、こらえようっと。
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「片手に携帯」やめないと屈辱の写真が! |
2007/9/28 |
今や携帯電話なしの世の中は、考えられない。うっかり忘れた時の何と辛いこと!
10年前とは大違いだ。でもやっぱり運転中の片手通話は、ほんとに危ない。これが禁止されてても、ハンズフリーにしていない人は結構多い。曲がる時にへんにノロいクルマがいたら、たいてい電話中だ。もし子供や自転車なんかが飛び出してくることを想像すると、そういう時の反応はかなり鈍くなることは確実。みなさんは、もうハンズフリーにしてますか?
ところで、運転中にケイタイで通話することが禁止されているイギリスで、かなり大胆な取り締まりが始まった。イギリスでは2003年から法律で禁止されている。さらに今年から、違反したら罰金を取られて減点されることになった。それでも、まだケイタイ通話をする人が後をたたない。禁止されてる意味が分からないドライバーがたくさんいるようだ。
そこで、マーシーサイド警察は、大胆な一掃作戦を開始した。ケイタイを手に持って運転しているドライバーに恥をかかせようという作戦。ケイタイを手に持っているドライバーの写真を、警察のウェブサイトに掲載するんだって!
「まあ、いいんじゃないか」の気のゆるみが、とんでもなく恥ずかしいことになるぞ。 |
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| キャップに小型カメラがついた警官 |
チームワークで証拠写真をパチリ!
一回1時間半のパトロールで、ケイタイで話をしているドライバーが、3分半ごとに見つけて停止させられる! でも、毎日このパトロールをしている警官によれば、これはホントに氷山の一角なんだって。
例えばリバプール地区でも、手持ちケイタイ通話で捕まる人は毎月900人にのぼる。捕まったドライバーは、60ポンド(約1万4千円)の罰金を課せられ、顔写真が誰でもアクセスできるウェブサイトに載せられてしまう。www.merseyside.police.uk
この作戦はどういう風に行われるのか? たとえば、平日、夕方のラッシュの国道。ハイウェイではないが、交通量はヨーロッパの中でもかなり多い。まず、私服の監視官が、あたかも迎えのクルマを待っているかのように、道路沿いをぶらついている。ドライバーが規則に背いてケイタイを使っているクルマを見つけると、そのクルマの特徴、色、走っているレーンなどの情報を歩道橋でスタンバイしてる二人の写真係に連絡。でも、あたかも写真家に見えては気づかれてしまうので、目立たない服装で待機。そうすると路上は危ないので、陸橋の上から撮影することになる。そして、写真が撮れたと報告をうけると、6人の警官がそのクルマを道路際に停止させて、カメラを持った警察官が写真を撮影する。そして、ドライバーはクルマから降りさせられ、反則の切符を渡される、という手順だ。
本当は写真を撮って勝手にウェブサイトに掲載することは法律違反だけれど、これは市民の安全確保のためだから特別に許されるてるそうだ。でも、名前は載せないって。ま、さすがにそこまでは…ね。警察も強引なやり方だとは思っている。でも、電話を片手に持って運転するのは、その人だけでなく、関わりのない他のドライバーや歩行者にも危険を及ぼすことを、徹底して理解させる必要があると言ってる。 |
片手持ちの反応時間は飲酒運転より30%遅い!
確かに、「誰にも迷惑をかける行為ではない」と思ってる人は多いだろう。でも、とんでもない! 関わりのない他のドライバーや歩行者にも危険を及ぼすことを、徹底して理解させる必要があると警察は言ってる。
交通輸送の調査・研究所によると、ドライバーが携帯電話を手にもって通話しているときの反応時間は、通話していない時より50%遅い、そして飲酒の許容量を超えてるドライバーと比較しても30%遅くなるという。
警察は、写真が発表されることでドライバーが恥ずかしいと思って、運転中に携帯電話を手にもって通話しないようになってくれることを目指している。警部も「市民がこの罪を理解して、検挙数が格段に少なくなるまで、この作戦を続ける」と言う。確かに、違反行為を顔写真入りで、何万人もの人に発表されるという恥ずかしめを受ける、という取り締まりなら、早く効果が出るだろうね。この日本でもやってくれないかなぁ。
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